あなたのリーダーシップを発見、強化する一冊。【読書レビュー#99】

150912025921_TP_V.jpg

気がつけば11月。
今年もあと2カ月になってしまいました。

なのにまだ10月分のレビューが終わっていないのですが、
それはさておくと今年入って99冊目のレビューです。

次は、なんと!

・・・というところで今日はこちら。




ホーソン実験に始まり、マズロー、ハーズバーグ(本書ではハーツバーグと表記)等々、
マネジメント、リーダーシップ、行動科学理論の総棚ざらえ。

さらに著者たちの主張する状況リーダーシップ理論を結びつけて、
いかに行動変容を起こして有効なリーダーシップを発揮できるかを論じた一冊。

上記に上げただけではなく、ありとあらゆる、といってもいいくらいのさまざまな学説や、
著者たち自身の研究を組み合わせて、フォロワーとマネジャーの詳細なパターンわけ、
そしてのその組み合わせに応じて発揮すべきリーダーシップのスタイルが論じられています。

読んでるときはそれぞれに納得感あって感心する部分も多いんですが、いざ、

  「これでやってみよう!」

と思った日には、あまりに複雑すぎて実践するには??って印象ですね。
日々どうやって行動したらよいか、まったくわからなくなるんじゃないでしょうか。

さらに末尾の章ではすべてを統合しようとしていて、さらにわけわからないことになってます 笑

本書は翻訳版で460ページあって、結構なボリュームなんですが、
それでも原著から7章分も割愛してるようです。
そのせいで全体の流れがおかしくなってることはないと思うんですが、
端折られた部分も気になるとこですね、正直。

しかしこのボリューム感。原著を改めて読み直そうというのはちょっと勇気がいるなぁ…。

あと細かいんですが、章によって校閲の担当が違うのか、後半編集が手を抜いたのか、
誤植が散見されますねぇ。
これはちょっと残念ですね。正直。


各学説を辞書的にチェックするには使い勝手がよさそうな感じですかねぇ。


どうでしょう?お手元に一冊。

入門から応用へ 行動科学の展開【新版】―人的資源の活用

この記事へのコメント